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 戻る   アルカリエッチャント再生装置 『AER システム』

本システムは主にプリント基板製造工程中、半田又は他の金属、樹脂をレジストとして銅のエッチングに使用されるアルカリエッチャントの自動再生システムです。従来、本エッチング液はエッチング液メーカーが新液を供給し、ユーザーが本液使用後、銅溶解廃液としてエッチング液メーカーにその処理を委託していましたが、この『AER システム』はユーザー工場内で廃液をエッチング新液として再生、廃液中の銅は金属銅として回収します。従ってユーザーがシステム導入後に必要になるエッチングコストはエッチング工程後、次処理の水洗工程中に基板上に残って持ち出されるエッチング液の補充のみとなり(一般的には現状新液購入量の3%ぐらい)、従来法のエッチング液メーカーより新液購入、エッチング液として使用後銅溶解廃液をメーカーに委託する方法に比べてエッチングコストは他の必要消耗品を加えても約1/10になります。又、近年の地球環境保護の観点からも自社の製造工程から出た銅濃厚廃液を社外委託処理することなく自社内で処理出来る事でエッチングコスト低減のみならず総合的メリットが充分考えられるシステムです。

本AER システムのフローシート

本システムの基本工程

1.エッチング廃液(140g/L銅濃度) *Cu+Cu(NH3)4Cl2→2Cu(NH3)2Cl(廃液)-----(1)

2.上記廃液を水に不溶性の有機溶媒(EX)にて一部銅約40g/Lを取り込む Cu(NH3) 4Cl2 +(EX)H2 +2H2O→Cu(EX)+2NH4Cl+2NH4OH-----(2)

3.140g/L(廃液銅濃度)-40g/L(銅抽出)=100g/Lをエッチング新液として上記(1)(2)の反応式にて銅 エッチングを繰り返す。

4.一方2.の工程で溶媒中に取り込まれた40g/Lの銅は硫酸と接触(逆抽出)させ硫酸銅とする。                        Cu(EX)+H2SO4→CuSO4+(EX)H2-----(3)

5.上記逆抽出で銅の除去された溶媒は洗浄工程を経て2.の有機溶媒として再使用されます。

6.工程4.の硫酸銅水溶液は電解により金属銅として回収されます。 2CuSO4+2H2O-(電解)→2Cu゜+O2+2H2SO4-----(4)

実際の工程は上記1.〜6.のプロセスがサイクルとなってシステム内を循環しています。実際の工程は上記1.〜6.のプロセスがサイクルとなってシステム内を循環しています。

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別紙AER システム循環図1の通りです。

本システムは装置の性能は勿論、使用されるエッチング液の性能及びエッチング精度もそれ以上に重要です。本システムではエッチング液の基本的構成はユーザーに開示し、システム稼働開始後はアルカリエッチング液として重要な添加剤のみ弊社より購入していただき、出来るだけユーザーのコストダウンに協力出来るようにして、従来法に比べてエッチングコスト約1/10になる事を目的としています。 又、弊社では本システムユーザーと常に連絡を取り合い安定したエッチング作業が出来るようにエッチング液の分析、機器のメンテナンス等アフターサービスの万全体制を準備をしています。本システムの一番古いユーザーは採用後10年以上経過しています。システム、エッチング不良の問題は全くありません。本システムは従来法による貴社月間新液使用量に合わせてシステム規模を設計することが可能です。又、設置現場のスペース等の条件に合わせての設備設計もいたしています。是非本システム導入の御検討をお願いします。  

A 社 実施例

B 社 実施例

尚、本システムはプリント基板メーカー(株)アイン殿と共同国際特許出願中です。